レゴ®シリアスプレイ®

レゴ®シリアスプレイ®とは

「レゴ(R)シリアスプレイ(R)」とは、元デンマーク・レゴ社の教育事業部門開発責任者、ロバート・ラスムセン氏が2001年に開発した、右脳(感性)を活性化する問題解決手法です。

特に、同じ企業内での異なる役職や責任部位のメンバー、もしくは企業の枠や国境を超えた混成部隊といった、価値観や見識の異なるメンバー間での新たなアイデアの創出、ビジョンやゴールの創出、ビジョンやゴールにメンバーが自ら行動をとる基盤創り等に開発・応用されています。

何故、レゴ®なのか?

“非言語”で想いや考えが伝わる

想いや考えを、「相手に伝わるコトバ」にするのは以外に難しいと思いませんか?
レゴならボキャブラリーや言語化能力に左右されず、「作品」があなたの代わりに語ってくれます

“問われて”意味が掘り出されてくる

レゴ(R)シリアスプレイ(R)では、「考えるより、手を動かし」ます。
何故なら、潜在的意識の方が、顕在化された思考以上に参加者の本質的な課題や深遠な信念に結びついているからです。他者に「作品」の意味を問われることで、改めて自分の奥深い部分にある思考や価値観を掘り下げにいくのです。

世代を越えて楽しめる

これに異論はないでしょう。
随分前に子供だったオトナも、少し前まで子供だった若手も、そして、現在進行形の子供も一緒に同じ目線で楽しめるのです。

手でモデルを作り出すことの意味

コンストラクショニズム理論

手と頭は連携を取り、相互に信号のやり取りをしながら、新しい知識を構築していくという理論。単に、頭だけで考えていても、新しい知識は構築できない、「何かをつくることで学ぶ」という考え方

マサチューセッツ工科大学 シーモア・パパート

  • 人は、脳だけで考えるのは限界がある。

  • 手は多くことを記憶している

  • 「人は手の記憶を頼りにする」

進行例

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①ファシリテーターの問いからスタート

「LSP(レゴシリアスプレイ)は5~6人のグループで進めます。 まず進行役の“ファシリテーター”が出した課題に沿ってレゴブロックを組み立て、各自が作品の説明をします。 その後、メンバーで作品について質問をしあいます」

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②作品を作り、自分の作品について説明します

例えば、「〇〇さんを作ってみてください」と言う問いの場合。
彼は、心をオープンに開いていて(窓)
人とは違った独特の目線と(頭の上の目)
豊かな知性を持っています(王冠)
非常に情熱的です(体が赤)

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③全員の作品を場に並べます

たとえば、「私たちの児童館の理想の姿とは?」と言う問いの場合、全員の作品を一堂に並べて、関係性を繋いでいきます。
近いものや、強くつながっているもの、それを妨げるものなどなど、各自が会社について実は心の中でぼんやりと感じていたさまざまな要因を目で見ることができるようになります。

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④作品を前に、全員で対話をします

自分が作ったものはどんなものなの?
自分は何を大切にしたいと考えているの?
なぜ、ここのところにこんなパーツをおいたの?
なぜ、ここの色はこれにしたの?
など、深いレベルでのやりとりが行われていきます。

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⑤みんなで作り上げた作品を見ながら振り返ります

ワークを行うことで明らかになったこと。
自分が、自分の組織がこれから進んでいく方向。
などなど、ワークを通じて得られた気づきや学びを全員でシェアしていきます。他のワークでは得難い充足感を参加者全員が感じることができます。

参加者の声

事例紹介

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