11/30、墨田区内都立高校でのアクティブ・ラーニング・プログラム「FUTURE MAKING DIALOGUE」、第三回が開催されました。

前回来校いただいた高野祐次 墨田区副区長からのインプットを改めて思い出すところから…
なんのために、なにをしているのか。このプログラムの狙いはなんなのか。
何度でも伝えていきます。

まずは、各チームで、墨田区の新基本計画で掲げる「“夢”実現プロジェクト」にある、「暮らし続けたいまち」の実現・「働き続けたいまち」の実現・「訪れたいまち」の実現、からテーマを一つ絞ります。

そのうえで、未来にそれが実現しているとしたら、それはなぜ?
バックキャスティングの手法で考えて行きます。

そして今回は、これまでと違う秘密兵器が…
それは、付箋と太いカラーペン、マトリックスの描かれた模造紙!

まずは付箋に、それぞれの「実現したい未来」を書いて行きます。

どんどん湧き出るアイディア…
面白いものから、あり得ないもの、意外に簡単にできちゃいそうなもの…

どんなアイディアでも、間違いはありません。
とにかく出す!
それがブレインストーミングの醍醐味です。

続いて、それらを話し合いながら模造紙にプロットしてみます。
似たものはそばに…
複数の人があげたアイディアもあれば、自分だけの独創的なアイディアも。

完成したマトリックスを机に広げて、他のチームのマトリックスも見に行きます。
「いい!」と思ったアイディアに、シールで投票。


どんな未来を実現したいかな?

一気に教室が活気付きます。
今度はそれを、さらに深める過程が待っています。

…私たちファシリテーターの役目はここまで。

私たちがなぜここに立っているのか、高校生である皆さんに今伝えたいことはなにか。
熱いメッセージで締めて行きます。

授業が終わると、駆け寄って「楽しかったです!」と伝えてくれる子も。
次回からは、担任の先生たちにバトンタッチ。
最後には壁新聞の形に提案をまとめて、高野副区長にプレゼンです。

さぁどんな未来へ発展していくでしょう?

報告を聞くのを楽しみに待っています!!

レポート:橋本 由布子