【事例紹介】聖学院中学・高校の生徒にレゴ(R)シリアスプレイ(R)でチームビルディング

「3時間前とは別人みたいだ・・・」
今回私達が協力させていただいたのは、聖学院中学・高校の生徒たちが海外でのボランティア体験に参加するにあたってのチームビルディング。
それを、レゴ(R)シリアスプレイ(R)を使って行いました。
レゴの使い方になれてもらった後、最初に取り組んでもらったのは、
「これまでで最も楽しかった体験」
をレゴで表現すること。
レゴ(R)シリアスプレイ(R)は、アタマで考えるのではなく、
「手」で考えます。より正しく言えば、手が動くに任せて、
その意味は「後から見つけ」ます。
なので、生徒たちには
「考えなくてもいいからまずはブロックを手にとって、何か作り始めてごらん」
と伝えるのですが、
「楽しかったことなんて無い」
「思い浮かばない」
なんて言う答えが帰ってきます。
しかし、最初はそんなことを言っていても、どんどんとその「マジック」にかかっていくのがレゴ(R)シリアスプレイ(R)。
続いての、「今回の海外ボランティア体験を通してなりたい自分」、
そして、「周囲のメンバーが、ありたい自分に到達できるためにサポートしている自分」、
最後に、「チーム全員が相互サポートをしあっている状態」をモデル化し、その状態を言語(ストーリー)化。
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ワークショップを始めた時は「楽しかったことなんて無い」と言っていた生徒が、
最後のモデルの状態を説明する際に、自らが率先してその役割を買って出ている姿を見てでたのがが文章冒頭の一言でした。
変容した彼らが、更に海外で他者と交わることで、その他者をも変容させていく。
そんな姿が目に浮かびました。