【求人広告を掲載】「すみだの仕事」

すみだの求人を紹介するサイト「すみだの仕事」にて、THOUSAND-PORTの求人情報を掲載しました。

これまでHPでの募集内容だけでは伝えきれなかった想いも、インタビュアーの長谷川さんから引き出していただけたのではと思います。この記事をお読み頂いて共感いただけましたら是非、私達の仲間になってください。

【インタビュー】学生ボランティア #2|山口僚太君(東京理科大学院)

青少年育成のNPOである私たちの活動には、「教育」に興味があったり、「地域活動」に興味がある学生の方たちにボランティアとして参加して頂いています。
学生の皆には、イベント時などの運営メンバーとしてだけではなく、事業活動のアイデア出しからミーティングのファシリテーションなど、実に様々な活動に挑戦(サポート?)してもらっています。

今回はそんな学生ボランティアメンバーに、参加のキッカケから学んだコト、“後輩”へのメッセージなどをインタビューしてみました。


前回の川本純平君に続いて、第二回目は山口僚太君です。 山口君は学校はどちらですか?ー

山口(以下Y):東京理科大学の大学院で物理を研究しています

ーなんだか難しそうだね(笑) 一見「教育」や「地域活動」とは無縁に感じるんだけど、参加のキッカケは何ですか?ー

Y:大学院進学を決めた際に、アカデミックな勉強以外の学びとして、地域活性化や地域での学びについて考えることで自分の地元にも活かしていきたいと考えスタッフになりました。
他の活動を通して代表の鈴木さんと知り合い、活動に参加させてもらっています。

ー山口くんは、定例ミーティングのファシリテーションを務めるなど、組織運営の部分でも活躍してますね。 一番学びとなっていることは何ですか?ー
Y:ひとつのプロジェクトを全体を通して考えることができるようになりました。

イベントの企画からコンテンツ作りまで責任者としてやらせてもらうことが多く、全体のスケジュール管理やタスク管理など、学校では学ぶことができないスキルを学ぶことができたと思います。
理系の大学に通っているので大学で学べないことが多く、苦労もしましたがその分努力し、沢山のことをいまでも学べていると思います。

インターン生の山口くん

「ミライ白書」を片手に議論する山口君

ー山口君は今後、学生ボランティアのリーダーにもなりますね。新しく入ってくるスタッフに向けて、一言お願いしますー

K:タスクが多く焦ることなどもありますが、学び・成長ができます!
何より成長していくことや様々な人に出会い体験することはとても楽しいことです!
多くを学び、共に成長していける仲間を募集していますのでよろしくお願いします!

ーありがとうございました!ー

【インタビュー】学生ボランティア#1|川本純平君(中央大学)

青少年育成のNPOである私たちの活動には、「教育」に興味があったり、「地域活動」に興味がある学生の方たちにボランティアとして参加して頂いています。
学生の皆には、イベント時などの運営メンバーとしてだけではなく、事業活動のアイデア出しからミーティングのファシリテーションなど、実に様々な活動に挑戦(サポート?)してもらっています。

今回はそんな学生ボランティアメンバーに、参加のキッカケから学んだコト、“後輩”へのメッセージなどをインタビューしてみました。


ー記念すべき第一回目は川本純平君です。川本君は、学校はどちらですか?ー

川本(以下K):中央大学の商学部で、今春卒業予定です。

ー商学部の川本君が「青少年育成」に興味を持ったキッカケは何ですか?ー

K:大学で教職課程を履修し教員免許を取得するのと併せて、学校外での教育や青少年育成といった活動に参加することで、多面的に「教育」への考えや関わり方を深めたかったためスタッフとなりました。
知り合いのツテをたどって紹介してもらい、この春で2年になります。

ー2年の間に「マチナカデミアすみだ」や「学習するマチプロジェクト」など色々なコトを行いました。ズバリ、その中で学んだコトは何ですか?ー
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グループワークのファシリテーションをする川本君。
(2014年開催「学習するマチDRINKS」より)

K:講座やイベントを1から設計することもあり、アルバイトではできないことをたくさん学ぶことができました。特に自主性を高められたと感じています。

また、社会人のスタッフの方々はそれぞれ専門性のある本業を持っているので、大学の中ではふれることのなかった新しい情報やスキルにふれることもできました。
自分自身の将来を考えるきっかけや材料になったことはもちろん、就職活動での自己PRや学業以外で取り組んだこととしての話題としても受けが良かったです(笑)。

ー受けが良かったんですね(笑) その甲斐もあり(?)、学校卒業後は教育方面の職に就くことにもなりましたね。最後に、今後メンバーになる“後輩”に向けて一言お願いしますー

K:大変なこともありますが、困った時や失敗してしまった時が一番の成長のチャンスだと思います。また、そんな時に助けてくれるスタッフが周りにいる、とても良い環境に巡り会えたと思っています!
新しい仲間も大募集中ですので、ぜひご連絡を!!

ーありがとうございました!ー

「意識」と言う上部構造を変えるために、「生活」と言う下部構造を変えていきます(新年のご挨拶)

すみだNPO協議会の合宿でミッションを可視化新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

早いもので、NPOに専従して四年目の新年を迎えました。
今から三年前の一年目は、岩手県の大槌町にて復興支援に携わらせていただき、その中で”住民自治”の再興とその為の次代の担い手育成が自身のミッションであることを再認識し、

二年目は、自身の暮らすマチ、墨田区でその実践としての市民大学「マチナカデミアすみだ」の立ち上げ、小中学生への対話型ワークショップの実施、

三年目は、中央ろうきんさんの助成金を活用させて頂いての多世代でのフューチャーセッション&プロセスラーニング的取組である「すみだ学習するマチプロジェクト」を主催してきました。
振り返ると課題のほうが多いですが、「社会に対する直接的な入力」、そしてそれを伝えていくことの意味や価値を主体者として体験できた三年間でした。

2015年、NPOとしてやっていくこと

そして、本格稼働四年目を迎えた今年、特に以下の三つの活動にリソースを投入をします。

1.「すみだ学習するマチプロジェクト」の継続・発展
”動機ある若者”を地域で育む手段としての本プログラムをブラッシュアップさせるとともに、教育機関等でも実施します。
また、このプログラムに「参加したい!参加させたい!」と考えていただける方を掘り起こす為のウォーミングアップ的装置も組み込んでいきます。

2.「新しい働き方」と「新しい暮らし方」の提案
モノ的豊かさ、そして、隷属・貧困・戦争からの脱却という共通目標を達成し、次なる目標を設定できないまま働き方だけが旧来のそれを引き継いでいるというねじれの構造を解きほぐすため、
ムラ、国、会社に捧げてきた来た旧来の働き方と非連続な、新しい働き方・暮らし方を提案します。

3.「テンポラリー区民」への地域の魅力発信と住民自治への参画支援
墨田区は過去二年間で6,000人近い人口が増えていますが、その実に4分の1が「大学入学による転入(上京)」もしくは「就職による転入(上京)」と考えられる人々です。それは「結婚による転入」とみられる人々の3倍近い数字です。 ※1
そしてこの世代は行政がコンタクトを取りづらい世代です。この世代にすみだの魅力を確実に届け、住民自治の主体者として参画してもらうことで、ひいては墨田区のパーマネント区民として、もしくはUターン後の地域の担い手としての基礎体力をつけてもらうための側方支援的な事業を行っていきます。
※1 http://www.city.sumida.lg.jp/sumida_info/population/ から集計

それぞれの活動はおいおい、このページやfacebookなどでも発信していきます。

個人としてやっていくこと

今年は、上に掲げた活動の実践者として、以下の3点に取り組みます。

1.”意識”という上部構造を変えるために、”生活”という下部構造を変えます
上で「新しい働き方」と「新しい暮らし方」の提案と書きましたが、その為の「意識(≒概念・ビジョン)」を固めるより先に、「生活」を少しづつ変えていきます。
(改めて)「家族」を判断軸の最優先事項として「丁寧な生活」を送ります。
よく食べ、よく眠り、よく笑いあえるために出来る事を一つづつ実践していきます。

2.「新しい争点」を提起します
その上で、「これまでとは非連続な新しい社会とは何か?」、そしてそこでの「市民の有り様とは?」を争点とし問いかけ続け、次の「理想(≒目標)」とは何かを皆さんと一緒に思考し続けます。

3.船乗りを増やします
「ボランティア活動・地域活動」は住民自治・シチズンシップ醸成の礎です。ここでの体験や関係性がまさに上部構造としての意識を変容させていく足がかりとなるはずです。
新しい働き方や暮らし方を実践する船乗りを増やしていくためにも、より積極的に、私達の活動への参画を呼びかけ、その人なりの気づきや変容のきっかけを設けていきます。
実は、この3年は敢えて「計画を持たずに」活動してきました。
目標や計画を定めることが、活動や関係性、そしてそして創造性を規定してしまうと経験則的に感じていたからです。
もう少し言えば、「今の自分が想像できる一年後の事業や自分」に規定されてしまうことのリスクの方が大きいと考えたからです。

今年は、これまでどおりセレンディピティ、計画的偶発性を大切にしながらも「五年先」を一つのマイルストンとした計画も練り上げていくつもりです。その為にも引き続き皆様からのご指導・ご鞭撻を賜りたいと存じますので、何卒よろしくお願いします。
また、末筆となりましたが皆様のご健康とご多幸を心より祈念しております。

*尚、本文章作成にあたっては岡本全勝氏の「新地方自治入門」を大いに参考にさせて頂きました

不惑の年代2年目冒頭に『「里」と言う思想』著 内山節 を読んで

昨日は、また一つ歳を重ねた「区切り」に気づきを与えて貰えそうな本を選んで読みました。
”「里」と言う思想” 山内節 著 です。これはある人に以前から薦められていたもので、「グローバリズム」とは何かを逆説的に問う本との事前の理解で読み始めました。Read More