【メッセージ】 新年のご挨拶 〜極めて私的な体験から〜
新年明けましておめでとうございます。
NPO法人 THOUSAND-PORT 代表の鈴木です。
本年もよろしくお願いします。
私事ではありますが、昨年は「これからの人生をどう生きるか」を改めて考えさせられることとなりました。
と言うのも、新年早々大腸穿孔による腹膜炎で救急車で緊急搬送されたものの、病院の施設や手術室の確保等の事情で2回も病院を転々とする(その都度救急車で運ばれる)ことになり、手術が出来たのは最初の搬送から14時間も経った後でした。
文字通り、生死の境を彷徨い、最後の方は痛みで気を失っており、目が覚めたのはICUでした。 手術は無事終わったものの、腹部には人工肛門が取り付けられていました。 その2日後、51歳の誕生日を点滴とドレーンの管がついた病院のベッドで迎えることとなりました。退院できたのは更にその4週間後でした。
その後順調に回復し、人工肛門も再度の開腹手術を経て約半年で閉塞することが出来、現在は発病前とほぼ変わらない生活を送っています。 尚、病気の原因は病理検査を行ったものの結局わかりませんでした。
現時点で、冒頭の「これからの人生をどう生きるか」に対する解は出ていませんが、少なくとも身体的にはNPOを立ち上げた頃の様なバイタリティで活動することは難しいでしょう。
また、今回の経験に何か主語の大きな意味付けをしたくもなりますが(笑)、そこは焦らずゆっくりと思考/試行しながら、変わらずできる範囲で一隅を照らす何かをし続けられたら、そう思う年始です。
それでは本年もよろしくお願いします。
*画像は以前大学で行ったワークショップで、「チームに貢献しているワタシ」というテーマでブロックで制作してもらった作品です。なんとなく、今の私の心境にフィットしたので掲載してみました。