2015-07-21 19.42.50こんにちは。全部部長の小林です。

今回は、7/21と7/26に株式会社エンパブリックにお招き頂いた、縁パブと場づくりスクールの模様をお伝えします。
縁パブではナビゲーター、場づくりスクールではゲストスピーカーを勤めさせて頂きました。

 

 

●縁パブ「対話の質を高めるツールとは?」
(→参加者募集時の記事はこちら

まず、7/21(火)に開催された縁パブ「対話の質を高めるツールとは?」。鈴木がナビゲーターとして話をしました。

「縁パブ」とは株式会社エンパブリックさんが主催する「立場、世代、専門が異なる人たち5~10人が集まり、お互いの意見から考えを深めていく対話の進め方」(出典:http://empublic.jp/pproject/en_pub_guide)です。
この日も、ワークショップデザイナーの方、外国人住人との文化交流をされている方、さらに大学生など、様々な人が集まりました。

今回鈴木がナビゲーターとしてお招き頂き、参加者で共に考えたい「問い」(=お題)として出させて頂いたのは、「対話の質を高めるツールとは?」。この問いは、普段、チームのミーティングからお仕事で受けるファシリテーションまで、様々な場面で「対話」を実施するに当って、いかに「良質な問いを立てるか」がカギであること。そして、ともすればファシリテーターや参加者の技量に属人化されてしまう「対話のスキル」を補い、高めるものとして、誰もが使えるツールのようなものはできないかという思いから生まれました。

冒頭で鈴木の考える「対話」の条件などをTHOUSAND-PORTの活動と絡めながら話し、それを元に「参加してよかった対話は?それはなぜ?」という問いを参加者それぞれで考え、発表していきました。その結果、「それは対話なの?」、「それは“雑談”なのでは?」などそれぞれが「対話」と捉えていたものが別の人にとっては「対話ではない」と捉えてられていたことが分かりました。

そこで、さらに1つ階層を戻って「対話とはそもそもなにか」という対話となりました。
そこから、「対話にはテーマが必須なの?」など効果的に「対話」を行うために必要なこと・条件や、それはなぜなのかを話し合いで深めていきました。

結局、ツールの話までは辿り着けなかったのですが(笑)、1つの問いからより本質的な問いが生まれ、それぞれの考えを知ることで新しい気付きを得られた、よい対話の場になったのではないかと思います。

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以下は、小林は参加していないので、鈴木からのレポートです。

 

●場づくりスクール「人を動かし、仕事を生み出すファシリテーターになるには? ~営業力×ファシリテーション=ソリューションを生み出す!」
(→参加者募集時の記事はこちら

IMG_1565続いて、7/26(日)に開催された「場づくりスクール」にも、「中央ろうきん助成プログラム」の同期の受賞者 bond place 小笠原祐司さんにお招きいただき、ゲストスピーカーとして参加。

事前に話す内容は準備していましたが、参加者のリストを拝見すると皆さんそれぞれのニーズや聞きたいポイントがおありのようだったので、参加者の自己紹介時にご自分の参加動機やニーズを聞いてからスタート。

 

最初の小笠原さんのトークに、私も半ば参加者のようにウンウン頷いていましたが、自分のパートでは
・「営業」のリソースがない組織で、営業を「外部化」するか
・自分で全てを受けようとせず、場合によってはより適任を紹介する
・クライアントの「問題」を、キチンと「課題」化する
などを自身の体験談を交えながらお伝えすると、参加者の方もそれぞれ腑に落ちる箇所があったようで、最後の振り返りでは全員の方に「来てよかった!」と言って頂くことが出来ました。

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ご参加いただきた皆さん、有難うございました!